【ご注意】
本記事で紹介するメイクテクニックは、化粧品のメーキャップ効果によるものです。肌質や使用方法により効果の感じ方には個人差があります。肌トラブルがある場合は、医師や専門家にご相談ください。
「首の色に合わせる」はもう古い!?令和のファンデ選びが変わった理由
鏡を見て、「あれ、顔だけ浮いてる…?」と感じたことはありませんか?特に冬になると、タートルネックやハイネックを着る機会が増え、顔と首・デコルテの色差が際立ってしまいます。
実は、長年信じられてきた「ファンデーションは首の色に合わせる」という常識が、令和の今、大きく変わりつつあるんです。首に合わせた暗いファンデは時間が経つと赤黒くくすみがちで、特に皮脂が多い肌質の方は顔色が沈んで見えることも。
この記事では、色設計・塗布範囲・濃度調整を駆使した「上級トーンコーディネート」の全メソッドを公開します。クッションファンデの多彩な色展開とカバー力を最大限に活かして、冬でも首・デコルテまで一体感のある美しい肌を目指しましょう!
なぜ冬に「首との色差」が目立つのか?3つの原因
まずは、なぜ冬になると顔と首の色差が気になるのか、その根本原因を理解しましょう。
原因① 顔と首のスキンケア習慣の差が肌状態の違いを生む
多くの方が顔には化粧水、美容液、乳液と念入りにスキンケアをしますが、首やデコルテのケアは意外とおろそかになりがちです。その結果、顔はバリア機能と保湿状態が整って明るい肌色を保つのに対し、首は皮脂腺が少なく、ケアが行き届きにくいため乾燥やくすみが生じやすい状態に。
冬は乾燥の影響でこの差がさらに顕著になります。顔だけが明るく、首だけが暗いという「色の二極化」が起こってしまうんです。
原因② 冬の衣類が境界線を際立たせる
夏は首元が開いた服装が多いため、顔と首の境目があいまいですが、冬はタートルネック、ハイネック、ストールなどで首元が覆われます。すると、顔だけが露出して「額縁効果」が生まれ、視覚的に色差が強調されてしまうのです。
原因③ ファンデの色選びとくすみの経時変化
従来の「首に合わせる」理論で暗めのファンデを選ぶと、朝はちょうど良くても、時間が経つにつれて皮脂と混ざり赤黒くくすみがちに。特にオイリー肌の方は夕方になると顔色が沈んで見え、せっかくのメイクが台無しになることも。
令和の新常識「首より1トーン明るい」が注目される理由
では、どうすれば自然で美しいベースメイクが完成するのでしょうか?注目されているのが「フェイスラインで色合わせ、首より1トーン明るい」という考え方です。
従来の「首に合わせる」で起こりがちな問題
一昔前は「首の色に合わせて選ぶ」が定説でしたが、実際にこれを実行すると以下のような悩みが生じることも:
- 顔全体が暗く沈んで見えがち
- 厚塗り感が出やすい
- 特に冬は血色感が少なく見えることも
実際、テレビに出る女子アナやタレントのメイクを観察すると、ほとんどの方が首より顔の方が明るいトーンに仕上げています。
新しい考え方「フェイスラインで色合わせ」の特徴
現在注目されているのは、耳から顎下にかけてのフェイスラインで色を判断する方法です。このゾーンは顔と首の中間地点なので、どちらにもなじみやすく、自然な仕上がりが期待できます。
そして重要なのが「首より1トーン明るい」を選ぶこと。明るめのファンデは:
- ナチュラルで素肌感を活かした仕上がり
- 透明感のある印象に
- くすみをカバーして明るい印象に
クッションファンデが適している理由
このトーンコーディネートを実現するのに適しているのが、クッションファンデです。理由は3つ:
- 薄膜カバー&崩れにくさ:段階的なトーン調整がしやすい
- カラーバリエーションの豊富さ:C(クール)/N(ニュートラル)/W(ウォーム)のアンダートーン分類で細かく選べる
- 保湿成分配合タイプも多い:冬の乾燥による崩れやくすみ対策にも
※本記事で紹介する「薬用クッションファンデ」は医薬部外品を指します。一般化粧品のクッションファンデでも同様のテクニックが応用できます。
上級メソッド① 色設計で「3段階トーンコーディネート」

ここからが実践編。まずは色の選び方と組み合わせ方を習得しましょう。
STEP1 メインカラーの選定(明度×アンダートーン)
多くのクッションファンデは、数字とアルファベットで色が分類されています。
| 分類 | 意味 | 特徴 | 冬におすすめの色番号 |
|---|---|---|---|
| 数字(13〜55) | 明度 | 13が最も明るく、55が最も深い | 13〜24 |
| C(クール) | ピンク寄り・ブルベ | 血色感プラス、透明感重視 | 13C、17C、21C |
| N(ニュートラル) | バランス型・万能 | どんなシーンにも対応 | 17N、21N、23N |
| W(ウォーム) | 黄み寄り・イエベ | ヘルシー、ツヤ感重視 | 17W、21W、24W |
冬の推奨トーン:血色感が少なく見えがちな方は13C〜17Cでピンク系の色味を取り入れると、顔色が明るい印象になります。
STEP2 サブカラーでグラデーション設計
フェイスライン用に、メインカラーより0.5〜1トーン暗い色を用意します。これをフェイスライン(こめかみ〜顎下)に薄く重ねることで:
- シェーディング効果で小顔に見える印象に
- 首との境目が自然にぼける
- 立体感が出て洗練された印象に
例:メインが17Nなら、サブは21Nや23N
STEP3 首・デコルテへのトーンアップ下地
顔だけ明るくしても、首が暗いままでは効果が半減します。首にもトーンアップ下地を取り入れましょう。
- ラベンダー系下地:くすみをカバーして透明感のある印象に
- パール入りライトベージュ:光を反射して明るい印象に
首のスキンケア後、薄く下地を伸ばすだけで顔との色差を目立たなくする効果が期待できます。
上級メソッド② 塗布範囲・濃度調整で一体感を出す
色選びができたら、次は「塗り方」で差をつけます。
適量ルール「1プッシュ弱」が鉄則
首と顔の色差を目立たせる大きな原因の一つは、実はファンデの「塗りすぎ」です。プッシュタイプのクッションファンデなら、顔全体で1プッシュ弱が適量。
少なく感じるかもしれませんが、最初から多く取ると厚塗り感が出て、首との境界がくっきり目立ってしまいます。足りなければ後から少しずつ重ねればOKです。
中心濃厚・外側薄膜の立体塗布法
プロが実践する黄金テクニックがこちら:
- 顔中心部(頬・額・鼻筋):やや厚めに点置き→指の第2関節を使ってトントン叩き込む
- フェイスライン(こめかみ〜顎):ごく薄く伸ばす、または指に残った量で十分
- 首筋:手のひらで軽く伸ばして境界をぼかす
この「中心濃厚・外側薄膜」が、立体感と一体感を同時に演出します。
スポンジ&ブラシ活用術
より自然な仕上がりを目指すなら、ツール使いがカギ:
- スポンジ:顔中心をポンポン叩き込んだ後、外側へ滑らせるようになじませる
- ブラシ:フェイスラインの境界を自然にぼかす。小回りが利くファンデーションブラシがおすすめ
仕上げパウダーの選び方
最後の仕上げも重要です:
- 顔全体:色味のないルースパウダーで白浮き防止
- フェイスラインのみ:ワントーン暗めのパウダーでグラデーション強化
こうすることで、首との色差がさらに目立ちにくくなる効果が期待できます。
上級メソッド③ ハイライト&シェーディングで立体感と境目カバー
色と塗り方をマスターしたら、最後は光と影のコントラストで完成度を高めます。
イエローベージュハイライトで自然な光
白すぎるハイライトは派手な印象になりやすいので要注意。肌馴染みの良いイエローベージュ系を選び、以下の位置に入れます:
- 目の下(Cゾーン)
- 頬の高い位置
- 鼻筋
暗く見えがちな肌を明るい印象に演出し、透明感のある仕上がりが期待できます。
シェーディングで首との差を視覚的にカバー
フェイスラインにワントーン暗いコンシーラーやシェーディングを入れることで、ファンデーション自体がハイライト的な役割を果たし、立体感が生まれます。
結果的に首との色差が視覚的に緩和され、「色が違う」のではなく「立体的に仕上がっている」という印象になります。
クッションファンデの2色使いテクニック
メイン色とシェーディング色の2色を常備しておくと、季節やシーンに応じて使い分けられます:
- 春夏:明るめメイン+中間色シェーディング
- 秋冬:中間色メイン+深めシェーディング
日焼けが落ち着いた時期には、深めの色をシェーディング専用にすれば無駄なく使えます。
冬の肌悩み別「クッションファンデ」応用テクニック
個別の肌状態に合わせた実践的なアプローチをご紹介します。
乾燥でくすみがちな肌→保湿下地+ラベンダー系下地
冬の乾燥でくすみが気になる肌には、カラーコントロール効果のある下地で顔色をトーンアップするのが効果的。
- 下地:パール入りライトベージュ or ラベンダー系を顔中心に
- ファンデ:17C〜21Cでピンク系の血色感をプラス
- 保湿:下地前の保湿ケアは必須(乾燥崩れ対策)
赤みが気になる肌→W系(黄み)で自然にカバー
赤みが気になる方には、意外にも黄み系のW系が適しています。黄みの色味が赤みを自然にカバーしてくれるからです。
- おすすめ色:17W、19W
- 塗り方:まず薄塗り→気になる箇所に重ね塗り
自然にカバーできて、厚塗り感も出にくくなります。
首が日焼けしている場合→23N/23Wで統一+ぼかし
首が日焼けしているのに顔が白い場合は、逆に顔を首のトーンに近づけるアプローチも。
- おすすめ色:23N、23W
- 塗り方:フェイスラインをスポンジでしっかりぼかす
トーンを揃えることで、全体の統一感が生まれます。
長時間キープ&崩れ防止のプロ仕込みコツ
朝のメイクを夕方まで美しく保つための最終テクニックです。
無色ルースパウダーで皮脂コントロール
鼻と顎だけに無色のルースパウダーを重ねておくと、マスクにつきにくく、崩れても目立ちにくくなります。
顔全体にたっぷりつけると乾燥するので、Tゾーンのみの部分使いがポイントです。
首・デコルテまでスキンケアを徹底
根本的に色差を目立たなくするには、日々のスキンケアが欠かせません。顔に化粧水や乳液をつけた後、手に残った余りで首・デコルテまでしっかり塗る習慣をつけましょう。
美白アイテム(※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ)を使った継続的なスキンケアで、首の肌を整えることができます。
UV対策は顔と首セットで
冬でも紫外線は存在します。日焼け止めを顔だけでなく首にも塗り、日傘やストールで首元もブロック。
継続的なUV対策が、顔と首の色差を生まない最大の予防策です。
まとめ:クッションファンデで冬の「色差の目立たない」肌を目指そう

今回ご紹介した上級メソッドは3つ:
- 色設計:メイン(首より1トーン明るい)、サブ(フェイスライン用)、首下地の3段階コーディネート
- 塗布範囲・濃度調整:中心濃厚・外側薄膜の立体塗布法と適量ルール
- ハイライト&シェーディング:光と影で境目をカバーし、立体感を演出
クッションファンデは、多彩な色展開、薄膜カバー、保湿機能を兼ね備えた冬のベースメイクに適したアイテムです。
タートルネックやハイネックを着こなす冬だからこそ、顔と首・デコルテまで一体感のあるトーンコーディネートで、ファッションをもっと楽しみましょう!今日から実践して、鏡を見るたびに自信が持てる美しい肌を目指してくださいね。
【免責事項】
本記事で紹介するメイクテクニックは、化粧品のメーキャップ効果によるものです。肌質や使用方法により効果の感じ方には個人差があります。医薬部外品の効能効果は、各商品の承認内容に準じます。肌トラブルがある場合は、医師や専門家にご相談ください。
