「4色買い」が正解?プロが教える新常識
「パーソナルカラー診断でブルベと言われたのに、ピンク系のファンデが浮いてしまう…」そんな経験はありませんか?
実は、クッションファンデーションの色選びで「1色だけ」に固執する時代は終わりました。2025年1月、骨格診断PLUSファッション分析協会が発表した最新研究では、ファンデーション選びには「色」だけでなく「質感」と「骨格」の3軸が重要であることが明らかになっています。
さらに驚くべき事実があります。同じ「ブルベ」でも、骨格がストレートタイプの人とウェーブタイプの人では、似合う質感がまったく異なるのです。骨格が作り出すラインやテクスチャー、光の反射や陰影といった複合的な要素が、ファンデーションの仕上がりに大きく影響します。
この記事では、従来のパーソナルカラー診断を超えた「4色使い分け戦略」を徹底解説。あなたの骨格タイプ×肌質×なりたい印象に合わせた、より似合うクッションファンデの選び方をお伝えします。
パーソナルカラー診断の「落とし穴」を知っていますか?
なぜ「ブルベ=ピンク系」で失敗するのか
多くの人が陥るのが、「ブルベだからピンク系、イエベだからベージュ系」という単純な選び方です。しかし、色番号システムを理解すると、選択肢はもっと広がります。
クッションファンデーションでは、以下のような色展開が一般的です:
| 色の特徴 | 明るさ | 色味 | パーソナルカラー適性 |
|---|---|---|---|
| 明るめピンク系 | 明るめ | ピンクみ | ブルベ向き |
| 標準ピンク系 | 標準 | ピンクみ | ブルベ向き |
| 標準ニュートラル | 標準 | 中間色 | 万能(イエベ・ブルベ両対応) |
| 健康的ニュートラル | 健康的 | 中間色 | 万能 |
| 健康的イエロー系 | 健康的 | 黄みあり | イエベ向き |
ここで重要なのは、「ニュートラル(中間)」カラーの存在です。実は、ブルベの人でも標準ニュートラルを選ぶことで、不自然なピンクみを避けながら透明感を出せるケースが多いのです。
逆に、イエベの人が「明るい透明肌」を演出したい場合、あえて明るめのピンク系を選ぶテクニックもあります。パーソナルカラー診断は「似合う色の傾向」を示すものであって、絶対的なルールではないのです。
ポイント:同じパーソナルカラーでも、骨格タイプによって似合う質感が変わります。色だけで選ぶのではなく、次のセクションで解説する「骨格×質感」の視点も取り入れましょう。
骨格診断×ファンデーション質感の新理論
ストレート・ウェーブ・ナチュラル別「似合う質感」
ここからが、従来のファンデ選びと決定的に異なるポイントです。
骨格診断PLUSファッション分析協会の検証によると、ファンデーションの「仕上がり質感」は、組成比率(成分のバランス)によって決まり、これが骨格タイプとの相性を大きく左右することがわかっています。
骨格ストレートタイプの場合、骨格に存在感があるため、ふんわりとしたパウダリーなマット質感が骨格とのバランスを取りやすくなります。マットリップやシェーディングとの相性も抜群です。
骨格ウェーブタイプは、曲線的で柔らかい印象が特徴。丸さと甘さを感じさせる質感が似合いやすく、ツヤ系ファンデーションやクッションファンデとの相性が良いとされています。
骨格ナチュラルタイプは、セミマット〜セミグロウのバランス型が万能。骨格のフレーム感を活かしつつ、過度な質感を避けることで洗練された印象に。
「骨格12分類」が変えるファンデ選びの常識
さらに進化した理論が「骨格12分類」です。従来の3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)をさらに細分化し、12分類ごとに適したファンデーションの特徴が存在することが確認されています。
例えば、「自然なツヤ感」「リッチな質感」「パウダリーなマット感」といった仕上がりは、リキッドやパウダー、クッションといった形状の違いよりも、ファンデーションの組成比率に大きく左右されます。この比率がツヤや顔料の密集度を決定し、肌との相性を形作るのです。
4色使い分けの具体的戦略
ベースカラー×補正カラー3色の黄金パターン
では、具体的にどう使い分ければ良いのでしょうか?メイクのプロが推奨するのは、「ベースカラー1色+補正カラー3色」の組み合わせ戦略です。
【基本の4色セット例】
- ベースカラー(標準色):顔全体の統一感を出す
- 明るめカラー:Cゾーン・Tゾーンのハイライト効果
- 健康的カラー:フェイスラインのシェーディング・立体感の演出
- 質感違い:マット×グロウの組み合わせで立体感
多くのクッションファンデーションでは、同じ色番号でもタイプによって質感が異なるため、「色」と「質感」を分けて選ぶことが可能です。
シーン別使い分けマップ
| シーン | ベースカラー | ポイント使い | 期待効果 |
|---|---|---|---|
| オンライン会議 | 標準色 | 明るめ色(Tゾーン) | レフ板効果で顔色UP |
| デート | ピンク系標準色 | グロウ質感 | 血色感・透明感 |
| ビジネス | 健康的色 | マット質感 | 信頼感・落ち着き |
| アウトドア | 健康的色+UV高 | 崩れ防止タイプ | 持続力重視 |
オンライン会議で顔がくすんで見えがちな時は、レフ板効果のある明るめカラーがおすすめ。一方、対面のビジネスシーンでは、落ち着いた印象を与えるマット質感が適しています。
質感別クッションファンデ4タイプ徹底比較
マット・セミマット・セミグロウ・グロウの使い分け
クッションファンデーションは質感によって4つのタイプに分類できます。それぞれの特徴を理解して、骨格と肌質に合わせて選びましょう。
| 質感タイプ | カバー力 | おすすめ骨格 | おすすめ肌質 | 仕上がりの特徴 |
|---|---|---|---|---|
| マット | ★★★★☆ | ストレート | 脂性肌 | 毛穴カバー・皮脂崩れ防止 |
| セミマット | ★★★☆☆ | ナチュラル | 混合肌 | ナチュラルで万能 |
| セミグロウ | ★★★☆☆ | ウェーブ | 普通肌 | 透明感・骨格美化 |
| グロウ | ★★☆☆☆ | ウェーブ | 乾燥肌 | ツヤ肌・高保湿 |
マットタイプは、毛穴カバー力が高く皮脂崩れを防止。マスクをしても崩れにくいため、日常使いに最適です。
セミマットタイプは、ナチュラルな仕上がりでオールマイティ。「エアリーサテン肌」のような絶妙な質感が特徴です。
セミグロウタイプは、透明感と骨格美化を両立。光の反射を利用したコントゥアリング効果で骨格を美しく演出します。
グロウタイプは、ツヤ肌重視で乾燥対策に最適。スキンケア成分が高配合されているものが多く、肌に潤いを与えながらメイクアップできます。
プロ直伝!4色を効果的に活かす塗り方テクニック

部位別カラー配置の黄金ルール
4色を揃えても、塗り方を間違えると効果は半減します。トップメイクアップアーティストが推奨する塗り方をご紹介します。
【基本の塗り方】
- プライマー段階:TゾーンとCゾーン、顎先のみにポイント使い
- ベースカラー:顔の中心から外側へ、全体に広げる
- 補正カラー:気になる部分に重ねづけ
- 仕上げパウダー:崩れやすい部分にブラシでのせる
【部位別カラー配置】
- Tゾーン:明るめ色でハイライト効果
- Cゾーン(頬の高い位置):ツヤ系で明るい印象に
- フェイスライン:暗め色で立体感を演出
- 目の下の三角ゾーン:重点的にカバー
パフの使い分けで仕上がりが変わる
クッションファンデは、パフの使い方も重要です。スポンジの角を使ってほお下から首にむかって縦にのせると、フェイスラインの境目が自然になります。
崩れを防ぐには、「ミルフィーユ塗り」がおすすめ。ファンデーションは多く塗るほどに崩れやすくなるため、少量を少しずつ重ねる方法が効果的です。
プロのコツ:パフは週に1回洗浄し、清潔に保ちましょう。雑菌の繁殖を防ぐことで、肌トラブルのリスクも軽減できます。
失敗しない!色選び実践ガイド
フェイスラインで試す正しいカラーマッチング
ファンデーションの色選びで最も多いNG行動が「手の甲でテスト」すること。顔と手の甲の肌の色には大きな差があるため、この選び方は避けましょう。
【正しいテスト方法】
- フェイスラインの耳側に2〜3色を縦にのせる
- 顔と首の境目の色合いを確認
- 1番肌の色に合う色を選ぶ
- ほおと首の差が大きい場合は中間色を選ぶ
季節ごとに肌の色は変化するため、年に2回程度はファンデーションを見直すことも大切です。
オンライン購入時の選び方
店頭で試せない場合は、「標準色」を基準として、普段使っているファンデーションの色と比べて考えると良いでしょう。
一般的に、標準色を中心に、明るめ・健康的な色が展開されています。同じ色番号でもブランドによって少しずつ発色が異なるため、口コミやスウォッチ画像を参考にすることをおすすめします。
40代・大人肌のための特別戦略

くすみ・色ムラをカバーする色選び
40代になると、肌のくすみやシミ、乾燥が気になりやすくなります。過度な明るさではなく、自然なトーンアップができる色が適しています。
【大人肌におすすめのカラー選び】
- ナチュラルカラー:自然な明るさを演出し、素肌感のある仕上がり
- アイボリー系:落ち着いた印象で上品に、くすみを抑えて均一な肌色に
- ニュートラル系:イエベ・ブルベどちらにも適応しやすい万能カラー
保湿成分配合タイプの選び方
大人肌には、保湿成分が高配合されたタイプを選びましょう。スキンケア成分が70〜80%配合されているクッションファンデーションも増えており、肌に潤いを与えながらメイクアップできます。
乾燥対策とカバー力を両立させるには、セミマット質感がおすすめです。マスクによる摩擦や外部刺激から肌を保護する役割も果たします。
メイクオフ後も肌がしっとりなめらかな状態を保てるよう、スキンケア設計されたクッションファンデーションを選ぶと良いでしょう。
Q&A:よくある質問と回答
Q1: 4色全部買う必要がありますか?
A: いいえ。まずは最低2色(ベース色+補正色)から始めることをおすすめします。慣れてきたら、質感違いや明度違いを追加していきましょう。
Q2: リキッドファンデとクッションファンデ、どちらが良いですか?
A: 中身のファンデーション自体に大きな違いはありません。携帯性や時短を重視するならクッション、塗る量を細かく調整したいならリキッドがおすすめです。
Q3: 色番号の表記は統一されていますか?
A: いいえ。ブランドによって表記方法が異なります。一般的には、標準色を基準に、明るめ・健康的なカラーが展開されています。「ピンク系」「ニュートラル」「イエロー系」などの色味表記を参考にしましょう。
Q4: クッション中のスポンジは交換すべきですか?
A: 衛生面から、3ヶ月を目安に交換することをおすすめします。パフも週に1回は洗浄しましょう。
まとめ:あなたに必要な4色はこれ!
最後に、診断結果別のおすすめ4色セットをご提案します。
【ブルベ×ストレートタイプ】
- 標準ピンク系(ベース・マット質感)
- 明るめピンク系(ハイライト用)
- 健康的ニュートラル(シェーディング用)
- 標準ピンク系(グロウ質感・特別な日用)
【イエベ×ウェーブタイプ】
- 標準ニュートラル(ベース・セミグロウ質感)
- 健康的ニュートラル(シェーディング用)
- 明るめピンク系(明るいメイク用)
- 標準ニュートラル(マット質感・夏用)
【初心者向けスターターセット】
- 標準ニュートラル(万能ベース)
- 質感違いの標準ニュートラル(マット×グロウ)
まずはこの2色から始めて、必要に応じて明るめ色や健康的色を追加していきましょう。
クッションファンデーション選びは、パーソナルカラーだけでなく「骨格」「質感」「シーン」の3軸で考えることが成功の鍵。この記事でご紹介した戦略を実践すれば、どんな場面でも自信を持てるメイクアップをサポートします。
あなたに似合う4色を見つけて、メイクをもっと楽しんでくださいね!
